はじめてのDIY講座ダイノックシート テーブルの貼り方
テーブルの貼り方 #01
施工に必要な道具
ダイノックシートの施工に必要な道具を揃えましょう
・ダイノックシート
・スキージー(ヘラ)
・プライマー(下地処理剤)
・空き缶
・ハケ
・ドライバー
・カッター
・巻尺
・軍手
・サンドペーパー
・ドライヤー
テーブルの貼り方 #02
現状
【1】子供のお絵かき用に使っていた傷だらけの丸テーブルを、木目柄のダイノックシートでリメイクしていきます。
テーブルの貼り方 #03
下準備
【01】天板、脚をドライバー等で分解していきます。ダイノックシートが貼りやすいようになるべくバラバラにしましょう。
【02】傷などでへこんでいる部分はパテなどで補修してからサンドペーパーでこすって、できる限り平滑に仕上げましょう。
凸凹が目立つ原因になるので、ここは入念に!
【03】次にほこりや汚れを掃除し下地をきれいにします。
下地が汚れていると、ダイノックシートがしっかり接着しなかったり、ゴミ粒が付いてしまいますので、ここも入念に!
テーブルの貼り方 #04
採寸・裁断
【1】下準備が終わったらダイノックシートを切っていきます。
天板、脚を並べ、カットしていきます。天板は裏側への折り込み部分も1〜2cm確保し、必ず余分(切り白5cm程度)をみて下さい。10cmごとにメモリがついていますので、目安にしてカットしてください。
注)無地柄の場合は、縦横を気にしないで割り付けできますが、木目柄の場合、その目の方向に気を付けてください。今回の場合、特に脚の木目方向に注意してカットしましょう。
テーブルの貼り方 #05
貼り付け
【01】巻グセが強いので、貼りやすくするため、反対方向に巻きなおして、巻グセをとってください。
【02】カットしたダイノックシートを仮置きします。木目方向、位置に気を付けてください。
【03】ダイノックシートの裏紙を少し剥がしますまずは、5cm〜10cmほど剥がし、裏紙を軽く折り曲げます。
剥がした部分を貼り、スキージーで真ん中から外側へ、空気を抜きながら圧着していきます。
ワンポイント One point advice
スキージーに布を巻き付け、ダイノックシートの表面に傷が付くのを防ぎます。
【04】残りの部分を貼っていきます。
裏紙を持って、少しずつ引っ張りながら、ゆっくり剥がし、スキージーで真ん中から外側へ空気を追い出すような感じで動かします。
注)くれぐれも、いきなり全ての裏紙を剥がさないでください。
少しずつ、ゆっくりと!
貼り終わったら、少し余分をみて、不要な部分をカットしておきます。
【05】脚の部分も同様に貼っていきます。
木目方向に気をつけながら、角をしっかりと押さえて貼っていきます。
一周ぐるりと貼っていき、ダイノックシートどうしを1cmほど重ね、余りの部分は上のシートだけが切れるように力加減をしながら、定規をあてカットしていきます。
【06】次に天板の角処理をします。
角や今回のようなアールになっている3次曲面の場合はドライヤーを使います。
ドライヤーで熱を加えるとダイノックシートが柔らかくなりますので、伸ばしながら指で圧着していきます。
ワンポイント One point advice
アールとアールが組み合わさった丸テーブルでも、このようにきれいに貼れます。
【07】裏面もある程度貼り込み、端から1〜2cmはシワができないように、ドライヤーをあてながら伸ばしていき、指で圧着していきます。
【08】端から1〜2cm程を目安に残し、カッターで不要な部分を切り取ります。
天板の小口に指をあて、それをガイドに動かしていくとスムーズに切れます。
テーブルの貼り方 #06
組み立て・完成
分解したパーツを組み立てて完成です。
傷だらけで押入に眠っていたテーブルがちょっとしたカフェテーブルに変身!!