下地の種類と下地処理 #01

ビニールクロス・紙クロス・布クロス

  • 破損・剥がれはある?

    →破損・剥がれがある
    破損部・剥がれ箇所をカッターで切り、凸凹部はパテ処理し、パテ乾燥後に「アンダーコート」を塗布。アンダーコート完全乾燥後、K-PAINTを塗布。(2回塗り)
    →破損・剥がれがない
    破損も汚れもない場合、直接K-PAINT塗ることが出来ます。(2回塗り)※撥水加工の壁紙の場合、K-PAINTとの密着が弱くなるため、事前にアンダーコート塗布が必要となります。

  • 汚れはある?

    →汚れがある
    「アンダーコート」を塗布。アンダーコート完全乾燥後、K-PAINTを塗布。(2回塗り)
    →汚れがない
    ※撥水加工の壁紙の場合、K-PAINTとの密着が弱くなるため、事前にアンダーコート塗布が必要となります。

下地の種類と下地処理 #02

砂壁・聚楽・京壁・繊維壁・土壁

  • 壁がボロボロ落ちる?

    →壁がボロボロ落ちる
    「アンダーコート」を塗布。アンダーコートを塗ったことにより水分を含んで表面がボロボロ落ちてくる場合、表面を剥がし、中塗りの上へアンダーコートを塗布。完全乾燥後、K-PAINT塗布(2回塗り)
    →壁がボロボロ落ちない
    アンダーコートを塗布。完全乾燥後、K-PAINT塗布(2回塗り)(アンダーコートを塗ったことにより水分を含んで表面がボロボロ落ちてくる場合、表面を剥がし、再度アンダーコートを塗布。)

  • 汚れはある?

    →汚れはある
    アンダーコートを塗布。完全乾燥後、K-PAINT塗布(2回塗り)
    →汚れはない
    破損も汚れもない場合もアンダーコートを塗布。完全乾燥後、K-PAINT塗布(2回塗り)

下地の種類と下地処理 #03

漆喰・珪藻土

  • 破損・剥がれはある?

    →破損・剥がれがある
    破損部・剥がれ箇所の凸凹部はパテ処理し、パテ乾燥後に「アンダーコート」を塗布。アンダーコート完全乾燥後、K-PAINTを塗布。(2回塗り)
    →破損・剥がれがない
    破損も汚れもない場合、直接K-PAINT塗ることが出来ます。(2回塗り)

  • 汚れはある?

    →汚れがある
    「アンダーコート」を塗布。アンダーコート完全乾燥後、K-PAINTを塗布。(2回塗り)
    →汚れがない
    破損も汚れもない場合、直接K-PAINT塗ることが出来ます。(2回塗り)

下地の種類と下地処理 #04

新規石膏ボード

  • 下地処理

    (1)ボードの継ぎ目のV溝にメッシュテープを貼ります。その上から専用パテにてV溝をしっかり埋めます。(石膏剥き出し箇所は事前にアンダーコートを塗布)

    (2)ビス頭もパテ処理をします。

    (3)専用パテ完全乾燥後、2回目のパテ処理(巾広)で平滑に整えます。


  • (4)専用パテ完全乾燥後、パテの凹凸が目立つ場合はサンドペーパーにてならしてから仕上げ材を塗ります。

    (5)アンダーコートを全面に塗布。アンダーコート完全乾燥後、K-PAINTを塗布(1回塗り)※パテラインが目立つ場合は3回塗布してください。

下地の種類と下地処理 #05

合板・ベニヤ

  • 下地処理

    (1)ジョイントがある場合は継ぎ目にメッシュテープを貼ります。その上から専用パテにてV溝をしっかり埋めます。

    (2)ビス頭やベニヤのフシの凹凸は専用パテで平滑に処理をします。

    (3)仕上げパテ(2回目)専用パテを幅広で平滑に整えます。


  • (4)専用パテ完全乾燥後、パテの凹凸が目立つ場合はサンドペーパーにてならします。※K-PAINTは薄塗りのため下地の凹凸がそのまま出ます。

    (5)専用パテ完全乾燥後、前面にアンダーコート塗布。アクが発生する場合は、2回、3回とアンダーコートを塗り重ねて完全にアクを止めてください。

    (6)アンダーコート完全乾燥後、アクが出て来ないことを確認し、K-PAINT仕上げ塗布(2回塗り)

下地の種類と下地処理 #06

モルタル・コンクリート

  • 表面がツルツル?

    →表面がツルツルしている
    事前にサンドペーパーなどで表面をならしアンダーコートにて処理。(表面がツルツル、撥水加工されていると材料の密着が弱くなります)
    →表面がツルツルしていない
    アンダーコート塗布、完全乾燥後、K-PAINT塗布(2回塗り)

  • 破損・凹凸はある?

    →破損・凹凸がある
    凹凸箇所は事前に専用パテ、もしくはモルタルなど下塗り剤にて平滑に処理してください。※K-PAINTは薄塗りのため下地の凹凸をそのまま拾います。
    →破損・凹凸がない
    破損・凹凸がない場合もアンダーコート塗布、完全乾燥後、K-PAINT塗布(2回塗り)

下地処理剤

必要に応じて下地処理剤を使用しましょう

  • ▼アンダーコート(下地調整剤)

    ローラーや刷毛での施工が可能です。下地のアク止め効果、下地との密着性アップに効果があります。専用パテでジョイント処理し、前面にアンダーコート塗布後、ケイソウくんの仕上げが可能です。(サイズ展開:2L/4L/15L)

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  • ▼専用パテ(下地部分補強・補修)

    ペーストタイプのパテ材です。既存壁の補修(ヒビ割れ・ 凹みなどを平滑に)。各種ボードの目地埋め・釘頭の埋めなどあらゆる下地処理に対応します。(サイズ展開:1.5L/4L/12L)

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  • ▼ファイバーテープ(下地用メッシュテープ)

    素材にグラスファイバーを使用し、ボードのジョイント部の補強や小さな穴、ひび割れ等の補修に適した下地用テープです。

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ご注意

cautions

K-PAINTは基本2回塗りです。(1回塗り完全乾燥後、2回目を塗布)

塗料のため薄塗りなので、下地の凹凸がそのまま出ます。

下地が塗り壁や吸い込みの大きい下地の場合、材料の伸びが悪く、目安量より多く必要となる場合があります。